タイトル: メバル釣行記
釣 り 人: ベルデ@伊藤さん



[釣行日]  1月29日土曜日
[船宿]   大原 臼井丸
[料金]   8000円(氷・餌付き)
[釣り場]  御宿沖(水深30m〜50m)
[天候]   晴れ 微弱
[海況]   波0.5m(凪)
[釣り物]  メバル
[釣り座]  左舷ミヨシから2番目(乗船8名)
[道具]   竿 アルファータックル パワーコング30−210
       リール リョービALERT船SS700
      ライン PE6号
[仕掛け]  幹糸5号捨て糸3号40cm
       ハリス3号針丸セイゴ16号胴付3本針(80cm間隔)
       オモリ50号
[餌]    塩漬イワシ
[釣果]   メバル 1尾   27cm
       カサゴ 5尾 最大32cm
       キントキ4尾 最大34cm
       マトウ 1尾   38cm
       ハタ  1尾   24cm

1.ブロークン・フォー

 午前船は渋々だったが、壊れてしまっている4人(上甲・山崎・内山・ベ)はそのまま船に残り、午後船のメバル五目で出船するのであった。
 上甲さんは、左隣に人を乗せないように、右舷ミヨシにしっかりと席を取った。私は左舷に残り山崎さんと並ぶ。
 気がつくと、午前ヒラメを上げてないのは上甲さんだけで、ううむ、午後は頑張ろうなのだ!!

 思い返せば去年の4月10日の午前アカイカ(実はマルイカ)OLMの午後船。メバル釣りたさに乗ったものの、いきなりバケツをひっくり返したような大雨。大シケ。こんな中でも釣りは出来るのかと改めて人間のモルポテンシャルの高さに呆れ返ったわはは、釣りがメバル五目である。
 ひたすらアジしか釣れずめげ始めていたが、突然、ギュギュギュィーーーンと竿先が引き込まれて、なんだなんだと思っていたら30cm近いメバルが上がってきて、おおおぉ!!と感動ひとしおであった。
 とはいえ、あまりの雨の酷さに、気持ちは盛り上がりに欠け、何でも好いから早く上がろうよぉって弱気で釣果も伸び切れなかった。

 しかぁしである、今回は、これだけ天気も好いし、前回の7尾は軽くクリアーして、メバルの煮付けを毎晩食えるぞと取らぬタヌキは夢一杯であった。

2.根掛かりとの戦い

 船は岬を越えて御宿方向へ。後で聞けば、潮が澄んでいたのでこちらへ進路を取ったのだそうである。
 30分少し走って、海岸にリゾートマンションが立ち並ぶ沖で釣り開始である。

 イワシを下顎からざくっと刺して、ほれほれと仕掛けを沈める。水深30mくらいかな。
 そこから掛け下がりになっていて、底を取り直していると、急に掛け上がりになる。1m刻みでリールを巻くがすぐにオモリが底に当たる。しかし、高め高めにタナを取っていると、急に絶壁にでもなっているのか10m以上落ち込む。そしてどんどん深くなっていって、50mくらいになった所で流し替えというのが今日のパターンである。
 ようするに気を抜いていると、仕掛けがとんでもない中層を漂ってしまうし、かといって落してばかりだとあっという間に根掛かりする。
 根掛かりしたら、竿先を下げてテンションを揺るめて、すっと上げると外れるものなのだが、それも3度に2度の事。あっという間にがっちり掛かって、道糸を手にとっておりゃっと引き抜かざるを得なくなる。とほほぉ。

 そして、コツコツッとアタリがくるのだが、ぜんぜん魚は食い込んでこない。「魚が小さくて、餌のイワシを一度に食いきれないからだろう」と内山さんは分析する。
 なによりオモリが底に当たるアタリと、魚がかじってくるアタリとが区別かつかず、アタリがあっても怖くて竿先を送り込めない。これぢゃ釣れる筈もない。とほほぉ。

 そのアタリすらだんだん止まってきたので、1mずつしゃくってみる。すると5m上でアタリがある。?!?!?ノブ船長からは、オモリが海底から30cm浮くくらいで釣りなさいと云われている。ううむ。悩み始める。底ダチは取り直さなきゃイケナイし、だんだん混乱して、余計に根掛かりが頻発して錘をどんどん失う。
 今日の為に50号錘を1kg入りの袋で買ってきたのだが、あらまって感じである。ミヨシの山崎さんもどんどん失って、私に貸してくれって云いにくるほどである。


3.ぼつぼつって感じで

 何度か流し替えていくうちに、海底の様子も大体分かってきたし、潮も行きはじめたのか、ポツリポツリと魚が上がりはじめている。カサゴが中心かな。右舷胴の間では待望のメバルも上がっているらしい。

 その頃私は、よれてしまったハリスを交換したり、来るべき時合いに向けて虎視淡々と底ダチを取り直すのであったが、カツカツとくる当たりがあるだけでなかなか釣れない。
 こういう身餌釣りって云うのは、誘った後の溜めが大事なんだと身餌のオナガ・メダイ釣りで習ったのを思いだす。しかし根掛かりも怖い。
 しからばと云う事で、底を1m切ってすっと誘い、そしてそこでホールドしてみた。

 すると竿先にガクガクッ!!とアタリが来たかと思うと、ギュンと竿先が突っ込んだ。来たぁぁ!!!
 グイングイン引き込まれるのを耐えながら丁寧に巻き上げたら、25cm見当のカサゴである。やりぃ!!
 とりあえず魚の釣り方は分かったのである。
 1m底を切って溜めを作る。来なければすぐにリールのクラッチを切って底ダチを取り直す。これの繰り返しを続けるのである。

 ガツンと当たった。底へ強く引き込もうとするのをしっかりと耐えて、ゆっくりと巻き上げる。ひらりひらりと魚が泳ぐ引きがくる。これはこれは!!そう、あのヒラメの引き!!午前中は今一つ渋かったが、午後は午後でヒラメを釣って、むふふふ。
 海中から黄土色の魚体が上がってくる。うひひひひ。ついについに午後の裏本命ヒラメのおでましである。竿先を立てて、仕掛けを引き上げると。と、とと。
 あちゃぁぁ、マトウダイである。操舵室から観ていたノブ船長も「ま、マトウ。。。」と驚きのツブヤキを残して消えていった。。。とほほぉぉ。なんで、なんでマトウ?!?

 気を取り直して、釣り続ける。よれたハリスはまめに交換。ハリスだけ巻いたスペアを20本持ってきたが、どんどん消耗して行く。ううむ。潮が行ってないからイワシが巻き付くのかなぁ。

 高根から急に落ちる所を丁寧にトレースして一気に落すとガツンと当たった。根掛かりかと思ったが、魚が暴れる感じがする。よっしゃよっしゃと丁寧に巻き上げると本日最大の32cmのカサゴ。オニなら好いのにと思いつつも、これだけでかいと食べがいがあるってもんだ。わはは。

 トモの方は、長竿でしかも置き竿。多分タナはあってないし、気がついたら根掛かりしまくりって云う状態が続いていて、これは大変だったかな。でも、途中からキントキを爆釣。結構型がいいのだ。

 私に、ものすごい引き。これはマダイ?!?激しく引き込まれて、じっと耐えては巻き取る一進一退が続く。ばらさないように丁寧に丁寧に巻き上げてみえると、海中に赤い魚。よぉし、今度こそ高級魚!!仕掛けを手繰ると、しかしキントキ。。。なんと背中にスレで掛かっていた。34cmと本日最大だったが、なんていうか。
 その後、一荷で釣れたりして、キントキの時合いであった。

 山崎さんが、魅惑の腰つきで耐えながら何とか巻き上げたのがハタ。30cmくらいある良型でこれはうらやましい!!魚が見えた所でタモをとってすくいあげた。
 私にもぎゅいんぎゅいん引き込む引きを見せてハタが上がったが、24cmと放流ギリギリサイズかな。ううう。

 右舷胴の間ではメバルが上がっているというが、我々にはなかなか来ない。
 ああぁ!って云いながら山崎さんがメバルを上げた。25cmくらいだったかな。これこれ、これを釣りたくて来たのだよ!!
 続いて私にもこれまでとは少し違った真っ直ぐに引き込む感じのアタリ。これは懐かしいメバルの引きだぁ。メバルメバルと喜喜として巻き上げてみるとやはりメバルであった。むふふふ!!

 日が沈みかけてきて、「夕マズメだ!!ヒラメの時間だ頑張ろう!!」って声を掛けたら、「それはマダイだろ」って訂正されて しまった。わはは。

4.疲れたぁぁ

 内山さんは、午後船はお疲れモードで、早めに釣りを止めてしまわれた。そうか、午前5時半出船で12時間釣りをしているのだ。 わはは。

 なんとか桶2つを一杯にしてそれなりに満足満足。メバルはどこにいたんだろう。後で大場さんに聞くと底を2mくらい切ってタナを高目にすれば良かったようだが、型の良いカサゴも当たってたし。 どっちつかずが一番いけないんだけど。わはは。

 最後に上げるときに、山崎さんがしっかりマトウダイを釣る。しかし、取り込みに失敗して魚を落してしまった。
 ひえぇぇ、タモを取って、海面に浮かぶマトウダイをすくいとった。半身頂戴!!わはは。
 山崎さんはメバル・カサゴ・ハタ・キントキ・マトウをそれぞれ1尾ずつ釣り上げ、晴れて五目達成である。

 激しく仕掛けと錘と体力を消耗して午後のメバル五目は終るのであった。しかしまぁ、今日は凪で良かった。これがまたシケていたら、私の貧相な肘と腰は砕け散っていた事であろう。

 船宿に帰って、ラーメンをいただく。冷えた体に嬉しい。お土産の干物もこれまたかみさんに好評なのである。うれしい!!
 帰りは渋滞を避けながら内山さんに送っていただきました。お疲れの所、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。

 メバルが釣れるようになったらまた大原には来たいなぁ。
 去年のような入れ食いモードとは言えないまでも、ぽつぽつと飽きない程度にアタリがあって、それなりに楽しい五目釣りだった。ひたすら底ダチを取り直したり、ハリスを取り替えたり、あたればゴンゴン引いたり、面白いのだ。はじめの頃のコツコツとアタルだけで全然食い込まなかったままで終っていたら、こんなに冷静な書き方は出来てないかもしれないが。わはは。

 ヒラメのような、ただひたすら待ち続ける釣りはどちらかといえば苦手な部類に入る。忙しい釣りが懐かしいなぁ。わはは。
 そろそろヒラメのシーズンも終わりに近づいてきたそうだし、また小物釣りに戻るかな。2月はアオリイカ、シロキス、ハナダイ&マルイカ、根魚って感じで行こうかなと思うのである。シケてタフな釣りより凪倒れなら好いな。究極の選択だけど。わはは。



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