タイトル: 午後ハナダイ五目
釣 り 人: 安藤さん



港に帰ると若おかみさんにおっかちゃんが軽トラ&バンで氷やら昼飯(今日はカレーライス)を持ってお出迎え。バホバホの釣果ならここで宿に戻り、ゆっくりと昼食をいただきながら、今日の釣りについて語り合うところだが、今日はちと違った。午前のヒラメもイマイチだったし、何より天気も良いこともあり、当然の様に我々4人は午後船(ハナダイ五目)に突入する。通しで乗るのは我々だけだが、港にはうすい丸を待ちかねていた釣り人(7人くらいか)が乗り込んでくる。港でうすい丸特製のおいしいカレーでエネルギーを補給し(お替わりOKなんで2杯も食っちまったい)準備万端。右舷ミヨシから4人ならんで出港を待つ。(その間、のぶ船長は餌や仕掛けを積み込んだりして忙しそうだった)

12:30定刻に午後の船は出た。船は午前より強くなりつつある北風に逆らい波を蹴立てて進む。空はからりと晴れ渡り最高に気持ちが良い。調子に乗った塩満氏は船首に立って両手を広げる。そう、「映画タイタニック」ごっこである。釣りオヤジばっかりのグループではイマイチ感動には値しないが、彼女とかといっしょならちょいと気の効いたシャレになるであろう。逆風のため釣り場までは30分以上はかかったが、やがてエンジンはスローになり、慎重な潮回りの後、投入の合図。仕掛けは船宿製の胴付き2本針に冷凍エビの餌である。第一投からミヨシのアリパンにアタリ。横で見ていたがかなりの引きである。と、こっちの竿にもアタリが・・・。うひょひょひょいっ!と巻き上げたら糸は隣りのアリパンの方へと引き寄せられている。
(こりはオマリツですね・・・)アリパンの獲物は思ったとおりショゴ(カンパチの小型)そしてあっしの仕掛けは案の定見事にオマツリ。アリパンの掛けたショゴにぐるぐる巻きである。この流しはオマツリのためにお休み。左舷ではいい人でショゴを3本位獲った様だ。(うう〜ん、オマツリ痛し)塩満さんもショゴ、びんさんは何故かアジを釣っている。(けっこうでかくてうまそう)
でもこの日のハナダイもしぶかった。餌取りすらほとんどいないのでエビはいつもきれいなまま上がってくる。アタリは1流しに1回あるかないか。それでも釣れる時は20cm以上の良型ばかりだし、時折ショゴが掛かって元気な青物の引きを楽しませてくれる。天秤もクッションも無い胴付き仕掛けなんで引きはダイレクト。20cmのハナダイでもそれこそ「コンコンコンコン!!」って感じで竿を引き込む。こりは楽しいっす。
そんな調子でポツポツと拾い釣りを続け、きれいな夕日が沈む頃、沖上がりとなった。
釣果はみなさん平均的に、ハナダイ10匹前後、ショゴにショウサイフグなどが混じるってとこだろうか。あっしはハナダイ7にショゴ2、ベラ1でした。

港に戻ったころにはすっかり陽は沈み、西の空にうっすらと紫色の夕日の名残があるだけだったが、次の日のお客が既に待ち構えており、船が着くと同時にクーラーを置いて場所取りじゃ。(さすが人気の船!!)
1日中たっぷり遊んで帰った宿では、冷たくて甘い梨とあったかいラーメンをごちそうになった。疲れた体が解れていく。
あ〜、充実した1日であった。
明日の右ミヨシ1番をGETしたボルボのおじ様、がんばってね。

おわり


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